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納涼ジャズ [最近の一枚]

台風の影響で気温が少し下がっているとはいえ
湿度は高く、やはり汗だくで過ごす日々が続いています。

こう暑いとヘッドフォンで鳴っている音楽でさえ暑苦しく感じますよね。
夏こそガンガンのロック!・・・なんて言えるほどもう若くもないわけで。
どうしても "涼" を条件に日々の音楽を探しちゃいます。

もう、いっそのこと風鈴でもいいって思ってみたり・・・
不規則な間で時々、チリン・・・チリリン・・・ってね(笑)

そんなとき、東京の若い仕事仲間が借してくれたのがコレ。


RAYBROWN.jpg
  

RAY BROWN っていったら、OSCAR PETERSON(P) や JOE PASS(G) とよく一緒にやってたベーシストで
ウッドベースを愛おしむ様に抱え込んで演奏する姿や、ノッてきて長いフレットの端から端までを指 ・・・
いや手、いや腕、いや上体ごと、ところ狭しと滑らせながら演奏する姿にシビれるんですよね。

僕の中ではJAZZベーシストと言えば RAY BROWN!(当然のBigNameですが)
OSCAR PETERSON(P) や JOE PASS(G) と共に、僕をJAZZへと誘ってくれた一人でもあるんです。
つくづく彼とは入口のところで出会えてよかったと思います。
入口で出会ったのが MILES DAVIS(tp) とかだったら、選んだアルバムによってはUターンしてたかも(笑)
(今となっては MILES も最高に好きなのですが)

で、このRAY BROWN trio の 「some of my best friends are ・・・」 はパート毎のシリーズ。
借りたのがギターリスト編で、他にシンガー編やピアニスト編、SAX奏者編、トランペッター編があるようです。

そして、今回のギターリスト編 「some of my best friends are ・・・guitarists」ですが、めっちゃいいです!
知ってる名前も知らない名前もありますが、どのギターリストとのコラボでも、セミアコの音色が涼しいんです。
味わい深い RAY BRAWN のベースラインの上で、軽やかに演奏されるギターからは清流を連想させられます。
時には急流となり、時には滴となり・・・ って感じで。

メロディーだけではなく、音色や、フレットに絃が擦れる音に至るまで、全てを通じて聴き手が
心地よく感じるように計算し尽くしている名盤です。

6人のギタリストとのコラボ全12曲を聴き終わると、体感温度 -3℃ です(笑)

まだまだ暑い日が続きます。
渋いJAZZを味わいながら冷え冷えになりたい方は、試してみては如何でしょうか。
(すみません。Youtubeや試聴が見つけられませんでした)

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